2011年3月10日木曜日

冬はつとめて。


3月9日、朝6時、芦峅寺に春の到来を告げる”山の神の祭り”が
芦峅寺の雄山神社でとりおこなわれました。
この祭りは、山の神様に山の安全、山で仕事する者の無事を祈願し、
山の恵みに感謝する祭りです。
古来より芦峅寺の山人はこの祭りが終わらないと
山に入って仕事をすることを許されませんでした。
ですから、山で生活する者にとってはとても重要な節目として大切に守られてきました。
この日も山で働く林業、建設、山小屋、芦峅寺の住民、40人ほどが集まりました。

早朝、気温マイナス5度、まだ薄暗い中、かがり火がたかれている。
樹齢500年の巨木に囲まれ、一面に新雪が降り積もり音がなにもしない静謐の境内に、
神職の朗々たる祝詞が静かに響きます。祝詞が体にしみてきて厳粛な気持ちになりました。


神主は私のいとこ、佐伯睦麿、夏は雄山神社峰本社にいます。(最近、女の子が生まれてパパになりました。おめでとう、むっちゃん!)

手相見で有名な島田某にも認められたパワースポット雄山神社はホントにおすすめです。

2011年3月7日月曜日

スキーすき~


私の生まれ育った芦峅寺は昔から多くのスキーレーサーを輩出するスキーのメッカです。
雪深い山里に生まれ育った者にとっては幼少の頃の娯楽といえばスキー。
学校から帰るといつも地元のスキー場へ直行、もっぱら、ゲレンデ以外の森の中を滑るエクストリーム系で遊んでいました。

わたしの好きなスキーの滑り方は2つあります。
1つはナイターでシンシンとふる雪の中クラウチングで直滑降!大学生時代はこればかり。
2つめはらいちょうバレースキー場のてっぺんから下までノンストップで降りることです。
高低差500Mをワールドカップの滑降の選手になったつもりで、は~は~いいながら一気に滑るのがいいんですよ。

レストラン五色はらいちょうバレースキー場の頂上近くにあるゲレンデ食堂、
従いまして、毎日通勤するにはゴンドラリフトに乗って行ってスキーで通っています。
つまり、一日1度はスキーをしています。
仕事で疲れた後でも、この1本のスキーは私にとって貴重な気分転換と体力維持、メタボ対策?に貢献しています。特に晴れてる日は立山連峰、富山平野、富山湾、能登半島まで見渡せる絶好のロケーションのスキー場ですから気分がリフレッシュできます。

このような事は山小屋の生活においてもありまして、
1日の仕事が終わり、忙しさにちょっぴりささくれだった心を癒してくれるのは、
月の光や満天の星空だったりするんですよ。
こんな時は、やっぱり山っていいよね、明日もがんばろ~と素直に思えます。
自然てすごいなとあらためて、気付き感謝したくなります。

夏も冬も良いところで生活させてもらってるなーと最近実感しています。